「分散」は相対的なもの。心地よいリスクは人それぞれ。
株クラ界隈では”分散こそリスクヘッジ”というのが当たり前ですね。
ただ、一言に”分散”といっても、
「じゃあ、何が分散で、何が集中なんだ!」
となるかもしれません。。。
いろんな人の考えを見てきて思ったのは、、、
「分散は相対的なもの」。
例えば、インデックス投資でいうと、
「オルカンこそ分散投資の正解!S&P500はアメリカへの集中投資た!」
と言う人もいれば、
一方で、
「S&P500はアメリカの優秀な500銘柄に投資できる分散投資の最適解!」
と言う人もいるかもしれません。
もっと言えば、1銘柄の個別株投資の人も、
「現金で持っておくより、多少のリスクをとって資産を分散して持っている!」
という考えかもしれません。(あんまりいないか(^^;)
それぞれの考え方がこんなにも違うのって結局、
「自分の心地よいリスク」が人それぞれ違うから。
しかも、それは時間の経過とともに変わるもの。
「●●が株式投資の最適解!」
「レバレッジ商品なんて馬鹿が買うもの!」
など、結構強い語気で語っているのをよく見ますが、
思うのはただ一つ。
”それって、あなたの感想ですよね?”(突然のひろゆきwww)
もちろん、主張する根拠は勉強になるけど、
それを全部参考にしたところで、
「リスクとりすぎなんじゃないか・・・?」
とか、
「もっとリターン欲しいなぁ・・・」
とか、
結局、自分の投資スタイルとのギャップが出てくるもの。
しかも、
何か違和感あるなぁ、まあ、あの有名な投資家が言っていることだし、、、
みたいに、
納得しないで投資を続けるって、意外とストレスフルだったりします。
(当初の自分はそうでした(^^;)
長い付き合いになる投資スタイルが、
自分にとって「心地よくないもの」になっては、
未来に備えているはずなのに不安になるのって、
なんだか本末転倒じゃありませんか?笑
「心地よい分散」ができている状態を探すには、まずは色々試してみることですね。
リスクを取りすぎて日々の値動きに一喜一憂してみるのも、
リスクを取らなさ過ぎてワクワクしないのも、
とてもいい学びでしょう。
初心者こそ、額が小さいうちに、
自分にとって心地よい分散
というのを探すことが重要なのかもしれません。